活字を愛し、活字に愛された弁護士の本棚

or: How I Learned to Stop Worrying and Love the "Words"

弁護士は人工知能(AI)に取って代わられるか?

judiciary.asahi.com

 

この記事のコメント欄に書いてあった投稿にはっとさせられました。

 

まず自分の考え(判断)が法的に正しいものか知りたいとか、逆に生身の人間に相談したくない場合もあります。現状そういう人は行動を起こさない事の方が多いと思われます。そんな時まずAIに相談し、行けそうだと分かると行動を起こしやすいと思います。

 

確かに、人間に相談すると、仕事を依頼しないと申し訳ないとか変な気を使ってしまったり、相談者自身に非があるような相談内容だと、「何でそんなことをしたんだ」と弁護士から叱責されたり嫌味を言われたりします(気難しい弁護士にありがちです)。

 

AIだったら変な気も使わないし純粋に法律の内容についてだけ教えてくれるので気が楽、というわけです。

 

現状だと自分で本を読んだりして調べるしかないのですが、自分自身の問題だと冷静な判断ができなかったり、ただでさえ気が重くなるような揉め事を自分で考えている時間が長くなると精神的に疲れてしまったりします。

 

判断が高度かどうかというよりも、とりあえずてっとりばやく間違いのない一次情報が欲しい(弁護士には聞かずに)というニーズがありそうです。

 

www.dailyshincho.jp

 

「2050年以降はAIが進歩しすぎていると思われ、想像もつかない。ギリギリ想像できるところまで話すと、20年ごろまで、まだAIに代替されないのは、複雑な問題解決能力、意思決定、創造性、感情労働、そしてマネジメント業でしょう。その後、徐々にAIが代替し、50年ごろには、人間は自分専用の医師や弁護士、教師をAIで持っていることでしょう」

 

多分、ここで言われている「自分専用の医師や弁護士、教師」というのは、教科書に書いてあることや、それを元にした推論について瞬時に回答してくれるAIのことだと思います。それが実現するのが2050年くらい、という予測です。

 

「子どもたちは今のうちから、こういう社会ができるという心構えを持った上で、何を勉強するか、どんな職業に就くか、考えなければなりません」 

 

ここは全くその通りだと思います。というより子供だけでなく大人もAIに特化した思考を持っていないと取り残されるのではと思います。