活字を愛し、活字に愛された弁護士の本棚

or: How I Learned to Stop Worrying and Love the "Words"

よくある"so"と"very"の違いを考える

soとveryの違い

so と very はどちらも後にくる形容詞を修飾する副詞なのですが、その違いが分かりますか?いろいろググってみると、以下の二つの説明があるようです。

 

1 soは主観的、veryは客観的

 

つまり、It's so hot.なら主観的に「とても暑い」で、 It's very hot. なら「(温度計を見て)客観的に暑いですね」というイメージという説明。

 

2 soは共感覚、veryは事実の伝達

 

つまり、This is so delicious. は一緒に料理を食べている友人に、「おいしいよね」と共感しあっている感じ、That was very delicious.なら、食べたことがない人に美味しかったという事実を伝えているという説明。

 

さて、どちらが正しいのでしょうか?

語源を調べてみました

まず、veryは語源的には「真実」trueと近いようです。なので、veryに客観的な意味合いがあることは明らかだと思います。

soは、suchとかlikeと語源的に近く「なんとなくあんな感じ」というニュアンスを伝える言葉のようです。

 

very=客観という部分に重点をおけば1のように考えられます。

 

しかし、soに主観的という意味合いは薄いようです。例えば、

 

I was drunk so I could not go back home by myself.

(酔っ払っていた「から」一人で帰れなかった)

 

のようなsoに主観的な評価という意味は含まれていません。

 

soは、ある状態から推測できる「状態」(または論理的な帰結)を指すニュアンスが強いように読めます。

 

This is so delicious. なら、「ほら、食べてみて。食べてみれば『この美味しさ』が分かるよ」というニュアンスなのかなと。そうすると2っぽくなってきそうです。

 

very delicious はtruly deliciuos、つまり(お世辞じゃなく)本当に美味しい、so deliciousは、「これ」が美味しい、つまり、「これを美味しいと言わず何を美味しいと言うのか」であり、それを敷衍すると主観的判断でもあるし、共感を求めているようでもある、と解釈するのかな、と思います。

 

よく考えてみると、very / so もそうですし、awesomeとかexcellentとかperfectとかgreatとかbeautifulとかニュアンスが違う気がします。こういうところの感覚が分かってくると会話の表現力が増して面白くなってくるかもしれません。