英語「攻略」★パーフェクトガイド

英語ど素人からToeic、Toeflとステップアップしてロースクールに留学するまでの方法論をまとめて行きます。

長文問題や英字新聞を使ってライティング力とボキャブラリーを鍛える方法

イギリスのEU離脱

まさか、というか、本当にイギリスがEUを離脱することになってしまいました。

投票結果直後にポンドは急落、日本円は急騰、日経平均が1200円も落ち込むという異常な日となってしまいました。

もともと移民問題を抱えていましたし、地理的にも離れていてユーロも導入しておらず、EUの中では異質な存在だったわけですが、その感覚通りの方向に舵を切ってしまったということになります。

jp.wsj.com

 

長文問題や英字新聞を使った勉強法

とはいえ、自分にEU問題を深く掘り下げるだけの見識はないので、いつも通り英語の勉強法について書いて行こうと思います。

 

今回は、Toeic、Toeflの長文問題や、英字新聞などの素材を使った勉強法についてです。

 

例えば、Toeicを例にとると、Part 6と7が長文問題に該当します。

 

こういった長文問題の勉強の仕方ですが、普通は、読む→知らない単語をチェックする→知らない単語を暗記する→単語を覚えたあとに再度問題を読む、という流れになると思います。

 

読んで問題を解いて答え合わせをするというやり方と、解かずに分からない単語だけを拾ってインプットの素材にするというやり方もあります。知らない問題については考えても時間の無駄になってしまうので、解くのは時間の無駄と指導する方もいます。

 

ここでは、そのどちらかのやり方でも構いません。

 

いずれにせよ、長文を読んで分からない単語を抽出して、その単語を覚えなければいけない、というシチュエーションが出てくると思います。

そのシチュエーションでどうやって単語を覚えていくかについて、今回は説明していきたいと思います。

 

今回はEU離脱の記事を素材にします

http://www.nytimes.com/2016/06/25/world/europe/britain-brexit-european-union-referendum.html

 

NY timesの記事です。全文は長いので、とりあえずメルケルの談話が入っている600ワード弱のところまでを読んだと仮定します。

 

そして、分からなかった単語をピックアップします。とりあえず、次の単語がピックアップされたと仮定します。

 

  • rattle:慌てさせる
  • sever:断ち切る
  • plummet:落ちる
  • resurgent:蘇る
  • contentious:争い好きな
  • woe:悩みの種

 

で、こういう単語をピックアップしたときに、いかに確実に覚えていくかが重要になってきます。まず単語を(ほぼ)全て分かっている状況にしてから再度問題を解く、記事を読むことによって、その問題の難しさや文法の微妙なポイントが見えてきます。単語の暗記があやふやなまま繰り返し読んでも、そういったポイントにいつまでも到達することができないのです。

 

かといって、こういったぶつ切りの単語は、時間が経てば経つほど覚えにくくなってしまいます。なぜなら、単語の意味が文章から切り離されており、どのような文脈で使われていたのかの手がかりがなくなってしまうからです。

 

最終的には文章から切り離されたその単語の持つイメージを意味記憶として頭に入れるべきですが、読んだときにせっかく掴んだ「文章のコンテクスト」を捨ててしまうと、二度目に単語を見たときに思い出しにくくなってしまいます。

 

覚えたい単語が使われていた文章を抽出し、圧縮していく

そこで、原文から、その単語が使われていた文章も引用するのです。ただ、そうすると一単語につき一文まるまる覚える素材となってしまうので、圧縮して短文化していくのです。

 

具体的にやっていきます。

 

まず抽出

Britain has voted to leave the European Union, which is sure to rattle the Continent.

More than 17 million people voted in the referendum to sever ties with the European Union.

After the report of referendum results, the stock prices started plummeting.

The EU has been increasingly weighed down by its failures to deal fully with a resurgent Russia.

The withdrawal process is expected to be complex and contentious.

The EU has been troubled by Greece’s debt woes.

 

これでも若干削っていますが、これだけの長さになります。たった6個の単語を覚えるためのコンテクストとしては多すぎるので、更に圧縮していきます。

 

次に圧縮

The British’s contentious decision to sever ties with the EU has rattled the Continent and the value of pounds has started plummetingIt must be as a big concern as a series of troubles, such as a resurgent Russia and Greece’s debt woes.

 

(訳)イギリスの異論のある決定〜EUとの関係を断絶する〜は、ヨーロッパ大陸を揺るがし、ポンドの価値は下落した。それは一連の問題、例えばロシアの再興やギリシャの債務問題(悩みの種)と同じくらいの懸念になるに違いない。

 

このように、2文にまで圧縮することができました。もとの文章が一つのテーマに基づいているため、ある程度圧縮しやすいのです。

 

単にアンダーラインを引くより記憶に残りやすい

単にアンダーラインを引くだけだと、頭は全く働いていません。それよりも、知らない単語をできるだけたくさん使って例文を作成していく方が、トピックも頭に残りやすいですし、要約したり単語の用法を確認したり(例えば形容詞ならどういう使い方のバリエーションがあるかとか)、英作文のトレーニングにもなります。

 

ある程度の英語力が要求される訓練で、おそらくToeic900をもう少しで超えるとか、Toeflで80点以上をコンスタントに取れるとか、そのレベルでないとキツイかもしれません。

ただ、こうやって記録に残した単語は意外なほど頭に残りやすく、かなり前にやってしばらく見直していなかった単語でも芋づる式に思い出せたりします。また、新たに出てきた単語もこういった例文に組み込むことで、単語をカタマリとして覚える下地を作ることができます。

 

全ての単語でこういう作業をするのは現実的に不可能だと思いますが、ToeicのPart 6や7のような出題形式で分からない単語を一気に頭に入れたいときには、おすすめの方法です。